ラルプ・デュエズ

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ラルプデュエズとは

ツールドフランスの山岳ステージでは今まで数々の名勝負を生んできましたが
特にアルプス山脈にあるラルプデュエズは有名です。

 

頂上までに21のカーブがありそれぞれのカーブには
歴代のステージ優勝者の名前入りのパネルが飾られています。
選手にとってこのラルプデュエズのステージで優勝するということは
特別な意味を持っています。

 

このラルプデュエズだけはツールドフランスにおいても特別扱いされており
レースのタイム計測の他に純粋にこのラルプデュエズを何分で登ったかという
タイムが計測されて記録として残されています。

 

登り14km、標高差1100m、最高斜度10%を何分で登るか?
というのもツールドフランスの楽しみの一つです。
レコードを持っているのはイタリアのマルコ・パンターニで
1997年に37分35秒というタイムをマークしています。

 

山岳ステージに特化したスペシャリストとしては
山岳王と言われたリシャール・ビランク(フランス)がいます。
彼はツールドフランスにおいて7度の最多のマイヨブランアポアルージュを獲得しています。
同時期には5連覇を達成したミゲール・インデュラインや
ラルプ・デュエズのレコードホルダーのマルコ・パンターニといった
強い選手が数多くいた中でのマイヨブランアポアルージュ最多獲得ですので
時代が違えばリシャール・ビランクが総合優勝していた可能性もあったでしょう。

 

また、ラルプ・デュエズとともに有名なのがモン・バントゥです。
死の山とも呼ばれこの山岳ステージで呼吸困難で死亡してしまった選手や
ゴール後に酸素吸入が必要になるくらい呼吸困難な選手が出てくるなど
数々の逸話がある峠です。

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